この記事でのバージョン
Unity 2018.4.1f1
はじめに
BitbucketとSlackの連携をさせようと思った所、何度か(?)方法が変わったみたいで、ネット上に
色々なやり方が散見されたため、2019年6月現在の最新のやり方を備忘録的にまとめてみました!
ついでにGitHubやUnity Cloud Buildとの連携方法もまとめてあります。
なお、連携させると以下のような感じで色々な通知をしてくれるようになり、
Bitbucket | |
---|---|
GitHub | |
Unity Cloud Build |
チームでの開発時に「Pushしたよ〜」的なことを伝える必要がなくなりますし、
Unity Cloud Buildの場合は個人開発でもビルド完了のタイミングが分かるのでかなり便利です。
BitbucketとSlackの連携方法
BitbucketとSlackを連携させる時はまず、SlackアプリのAppの横にあるプラスボタンを押します。
すると検索ウィンドウが出るので、Bitbucketと検索、
出てきたBitbucket Cloudのインストールボタンを押します。
するとブラウザでインストール画面に飛ばされるので、ここでインストールを実行。
完了するとBitbucketというアカウントからDMが届きます。
次に通知を流したいチャンネルに以下のメッセージを送って、Bitbucketのアカウントを追加します。
/invite @Bitbucket
その後、Bitbucketのアカウントを追加したチャンネルで
以下のようなメッセージを送って、通知を受け取れるようにします。
/bitbucket connect リポジトリのURL
ちなみにリポジトリのURLはBitbucketのクローンの作成から見れるhttps~~~.gitのやつです。
ただ、初回はこのメッセージを送ってもアカウントの連携が求められるので、
Link accountをクリックして、
ブラウザ上で設定を行います。
インストールが成功するとSlackにメッセージが表示されるので、
再度以下のようなメッセージを送ります。
/bitbucket connect https~~~.git
すると今度はCreate subscriptionというボタンが表示されるので、
これを押して、またブラウザ上で設定を行います。
設定が上手くいくとSlackにメッセージが表示され、これで設定は完了です。
例えばこの状態でPushするとメッセージが表示されるようになります。
なお、何を通知するかはBitbucketのSettingsで設定することが出来ます。
GitHubとSlackの連携方法
GitHubとSlackを連携させる時もまず、SlackアプリのAppの横にあるプラスボタンを押します。
すると検索ウィンドウが出るので、GitHubと検索、
出てきたGitHub(Legacyじゃない方)のインストールボタンを押します。
するとブラウザでインストール画面に飛ばされるので、ここでインストールを実行。
完了するとGitHubというアカウントからDMが届きます。
次に通知を流したいチャンネルに以下のようなメッセージを送って、通知を受け取れるようにします。
/github subscribe リポジトリのURL もしくは /github subscribe オーナー名/リポジトリ名
例えばkankikuchiが作ったXcodeProjectUpdaterというリポジトリであれば、
以下のようになります。
/github subscribe https://github.com/kankikuchi/XcodeProjectUpdater もしくは /github subscribe kankikuchi/XcodeProjectUpdater
ただ、初回はこのメッセージを送ってもアカウントの連携が求められるので、
Connect GitHub accountをクリックして、ブラウザ上で設定を行います。
アカウントの連携が完了したら、再度上記のメッセージを送ります。
すると今度はInstall GitHub Appというボタンが表示されるので、
これを押し、ブラウザ上で設定を行います。
設定が上手くいくとSlackにメッセージが表示され、これで設定は完了です。
例えばこの状態でPushするとメッセージが表示されるようになります。
なお、何を通知するかはメッセージを送ることで設定することが出来ます。
例えば通知を登録したい場合はsubscribeを使い、
/github subscribe オーナー名/リポジトリ名 reviews
逆に通知を無くしたい場合はunsubscribeを使います。
/github unsubscribe オーナー名/リポジトリ名 reviews
ちなみに何の通知設定が出来るかは以下のページにまとめっています。
These are enabled by default, and can be disabled with the /github unsubscribe owner/repo [feature] command:
issues - Opened or closed issues
pulls - New or merged pull requests
statuses - Statuses on pull requests
commits - New commits on the default branch (usually master)
deployments - Updated status on deployments
public - A repository switching from private to public
releases - Published releases
These are disabled by default, and can be enabled with the /github subscribe owner/repo [feature] command:
reviews - Pull request reviews
comments - New comments on issues and pull requests
branches - Created or deleted branches
commits:all - All commits pushed to any branch
Unity Cloud BuildとSlackの連携方法
Unity Cloud BuildとSlackを連携させる時はまず、Unity Cloud BuildのSettingsにある
IntegrationsのNEW INTEGRATIONを押します。
そこでSlackを指定し、
通知して欲しい項目を選択した後、
投稿先(通知先)を指定してインストールします。
インストールが成功するとSlackにメッセージが表示され、これで設定は完了です。
例えばこの状態でビルドが完了するとメッセージが表示されるようになります。