この記事でのバージョン
Unity 2020.3.19f1
はじめに
アセットストア等から3Dモデルを買って使おうとした際、
配置サンプルの一部分だけ使いたいけど、地面がTerrainで切り出せないみたいな事があります。
今回はそんな時に使えるTerrain Dividerというアセットの紹介です。
Terrain Divider | Terrain | Unity Asset Store |
イメージとしてはTerrainを指定した数で等間隔に分割するという感じです。
なお、記事中では以下のアセットを使っています。
Village Environment Pack | 3D Historic | Unity Asset Store |
Terrain Divider
さっそくTerrain Divider の使い方ですが、まず上部メニューの
Tools/TerrainDividerからウィンドウを開きます。
そのウィンドウのSourceに分割したいTerrainを設定、
Divisionに分割数(8だと8×8)を指定し、後はRunを押せば分割が開始されます。
分割が完了すると通知ウィンドウが表示され、
Assets/TerrainDivider/Dividedに分割されたTerrainのPrefabが保存されています。
またHierarchy上にもTerrainLoaderというオブジェクトが追加され
その子にあるResource Terrain Loaderというスクリプトの
Load Resourcesというボタンを押すと、さらに子に分割されたTerrainが配置されます。
実施に全て配置すると以下のような感じで等間隔にTerrainが分割されているのが分かります。
なお、カメラが近づいたら分割した近くのTerrainだけ表示するという負荷軽減用の機能もあります。