この記事でのバージョン
Unity 2017.2.0f3
Corgi Engine Ver4.3
はじめに
以前、Unityのライセンス購入時に優良&有料アセット詰め合わせ(エッセンシャルパック)が貰えました。
せっかく貰ったのだから試しに使ってみよう!記事にもしてみよう!というのがこの記事の趣旨です。
さて、今回紹介するアセットはCorgi Engineです。
説明によると完璧な2Dプラットフォーマーだそうです。
Corgi Engineは完璧な2Dプラットフォーマー/そこでのrun&gunソリューションです。
それは、あなたのゲーム向けタイトな(非物理ベースのコントロール)キャラクター・コントロール。高速にデスクトップおよびモバイル上で動作。ラン、シュート、ダッシュ、ジェットパック、等々!
Corgi Engine - 2D + 2.5D Platformer - Asset Store |
何が出来るの?
Corgi Engineは名前の通り、このアセット(エンジン)を使ってゲームを作るためのものです。
Unityというゲームエンジンの上に、
更にCorgi Engineというエンジンを載せて使うイメージと言うと分かりやすいかもしれません。
そこで重要になってくるのが、Corgi Engineは何が出来るの?Unityだけじゃ出来ないの?という事です。
一応、しっかりとしたドキュメントもありますが、全て英語です。
なので、とりあえずDemoの中にある一番オーソドックスっぽいCorgi2DのMesa1を動かしてみました。
まず、左右移動、三段ジャンプ、上を向く、屈むと言ったキャラの基本操作が出来るようです。
それに合わせてカメラの追従やアニメーション、エフェクトの発生
更に(gifだと分からないですが)BGMやSEも鳴らせるようです。
他にもNPCとの会話や
階段の昇り降りやジャンプギミック、壁への張り付き
プレイヤーの攻撃、壊せるギミック
敵にゲームオーバー処理
アイテム取得、プレイヤーのHPやスコアのUI
ゴール処理
などなど、実に多彩な事が出来るようです。
箇条書きでまとめてみると以下のような感じに。
- キーボードやゲームパッドと入力の処理
- キャラの基本操作(左右移動、はしごを登る、ジャンプ、しゃがみ、上をみる、壁張り付き)
- キャラの動きに合わせたアニメーション
- プレイヤーのHPやスコア等のUI
- カメラの追従
- NPCとの移動や会話
- 敵やギミック、アイテム
- ゴール、ゲームオーバー処理
- BGMやSE
まさしく完璧な2Dプラットフォーマー、
Corgi Engineを使いこなせれば、おそらくこれらが簡単に実装出来るという事だと思います。
実はこれらはまだまだ序の口で、さらに他のデモも試してみると、
水やワープ、動かせるギミックに重力操作と言った色々なギミックに、
タイトル、ロード、レベルセレクトと言ったゲーム以外のシーン
レトロテイストから2.5D(キャラは3D、ゲーム内容は2D)
対戦ゲームまでも対応しています。
おそるべしCorgi Engine……!
おわりに
さすがUnityからオススメされるだけあってハイスペックなアセットでした。
しかし、Unityとは別にCorgiEngineの使い方を学ぶ必要があるうえに、
ドキュメントやプログラムのコメント等、全てが英語なので
そのまま使うには敷居が高い印象を受けました。
とは言え、これだけ色々な事が出来るので、
実装方法の参考、勉強にはかなり使えると思います。
Corgi Engine - 2D + 2.5D Platformer - Asset Store |