この記事でのバージョン
Unity 2018.2.17f1
Unity 2018.3.0f2
はじめに
前にエディタ上でもScenes in Buildの一番上に登録されているシーンから再生を開始する拡張機能や、
楽にシーンを開く拡張機能を作って紹介しました。
これらを合わせたプロジェクト内にある全シーンを取得&表示し、
任意のシーンの再生や読み込み、選択が簡単に出来る拡張機能があったら便利なのでは?
と思い作って見ました!
イメージとしては以下のような感じ。
なお、マルチシーン(Multi Scene Editing)には対応してないのであしからず。
SceneOperationWindow
さっそく、エディタ上でシーンの変更や再生、選択を行うためのクラス
SceneOperationWindowのコードです。
なお、SceneOperationWindowを使うにはEditorPlayerも必要です。
これらをEditorディレクトリに入れると、
上部メニューのTools->Open->Scene Operation Windowからウィンドウが開けるようになります。
主な機能は3つ。
まず1つ目が再生機能で、任意のシーンから再生を開始します。
なお、再生終了後は開いてたシーンに戻ります。
また、再生中は、シーンを移動するボタンになります。
ただし、Unity2018.3より前のバージョンでは、
シーン実行中に移動出来るのは、ビルドに設定されているシーンのみになっています。
次に2つ目が読み込み機能で、任意のシーンをエディタ上で開きます。
なお、現在のシーンに変更点がある場合は確認が表示されますし、
再生中は使えません。
最後に3つ目が選択機能で、任意のシーンをProject上で選択します。
おわりに
思い付きで作ったのですが、それなりに規模が大きいゲームでシーンが多数ある場合や、
アセットストアのアセットを色々入れていて、サンプルシーンが色々ある場合には結構便利です。