(:3[kanのメモ帳]

個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。

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本ブログの運営者kan.kikuchiが個人で開発したゲームです!

    

プロジェクト内にある全シーンを表示し、任意のシーンの再生や読み込み、選択が簡単に出来る拡張機能【Unity】【エディタ拡張】


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この記事でのバージョン
Unity 2018.2.17f1
Unity 2018.3.0f2


はじめに

前にエディタ上でもScenes in Buildの一番上に登録されているシーンから再生を開始する拡張機能や、



楽にシーンを開く拡張機能を作って紹介しました。



これらを合わせたプロジェクト内にある全シーンを取得&表示し、

任意のシーンの再生や読み込み、選択が簡単に出来る拡張機能があったら便利なのでは?

と思い作って見ました!


イメージとしては以下のような感じ。


f:id:kan_kikuchi:20190207101106g:plain:w700


なお、マルチシーン(Multi Scene Editing)には対応してないのであしからず。


SceneOperationWindow

さっそく、エディタ上でシーンの変更や再生、選択を行うためのクラス

SceneOperationWindowのコードです。



なお、SceneOperationWindowを使うにはEditorPlayerも必要です。



これらをEditorディレクトリに入れると、


f:id:kan_kikuchi:20190207101434j:plain


上部メニューのTools->Open->Scene Operation Windowからウィンドウが開けるようになります。


f:id:kan_kikuchi:20190207101639j:plain
f:id:kan_kikuchi:20190207101701j:plain


主な機能は3つ。


まず1つ目が再生機能で、任意のシーンから再生を開始します。

なお、再生終了後は開いてたシーンに戻ります。

また、再生中は、シーンを移動するボタンになります。


f:id:kan_kikuchi:20190225114023g:plain:w700


ただし、Unity2018.3より前のバージョンでは、

シーン実行中に移動出来るのは、ビルドに設定されているシーンのみになっています。


f:id:kan_kikuchi:20190207102353g:plain:w700


次に2つ目が読み込み機能で、任意のシーンをエディタ上で開きます。

f:id:kan_kikuchi:20190207102700g:plain:w700


なお、現在のシーンに変更点がある場合は確認が表示されますし、


f:id:kan_kikuchi:20190207102631j:plain


再生中は使えません。

f:id:kan_kikuchi:20190207102331j:plain


最後に3つ目が選択機能で、任意のシーンをProject上で選択します。


f:id:kan_kikuchi:20190207103142g:plain:w700


おわりに

思い付きで作ったのですが、それなりに規模が大きいゲームでシーンが多数ある場合や、

アセットストアのアセットを色々入れていて、サンプルシーンが色々ある場合には結構便利です。