(:3[kanのメモ帳]

個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。

(:3[kanのメモ帳]


本ブログの運営者kan.kikuchiが個人で開発したゲームです!


エディタ上に折れ線グラフを表示する【Unity】【エディタ拡張】


このエントリーをはてなブックマークに追加



この記事でのバージョン
Unity 2022.3.32f1


はじめに

Unityのエディタ拡張で、値の推移を確認するためにグラフを表示したいという事があり、

ちょっと調べてみると以下の記事の方法で実現できそうでしたが、

残念ながら汎用的に使える感じではありませんでした。



ということで今回は、上記の記事を参考に(というよりほぼそのままに)

エディタ上で簡単に(折れ線)グラフを表示するクラスを作ったのでその紹介です!



エディタ上にグラフを表示する EditorGraphViewer

さっそくですが、エディタ上にグラフを表示するクラスEditorGraphViewerのコードです。

このスクリプトをEditorフォルダに作れば、どこからでもグラフを表示できます。



使い方はVector2でグラフの点、xMasやyMaxでグラフの上限を指定するだけ。(上限は省略可)

//グラフを表示する点を設定
var values = new List<Vector2>() {
  new Vector2(0, 10), new Vector2(1, 15), new Vector2(2, 5),
  new Vector2(3, 20), new Vector2(4, 10), new Vector2(5, 15),
  new Vector2(6, 5), new Vector2(7, 0), new Vector2(8, 10),
  new Vector2(9, 15), new Vector2(10, 5), new Vector2(11, 20),
};

//点と上限を指定してグラフ表示
EditorGraphViewer.ShowGraph(values, xMax:10, yMax:20);


なお、xMinやxMinで下限、widthやheightでグラフのサイズ

paddingで余白、xStepやyStepでグラフの線の間隔を指定する事も可能です。