この記事でのバージョン
Unity 2017.4.4f1
はじめに
今回はOculus Goでユニティちゃん(Candy Rock Star)ライブステージを動かしてみよう!
という感じの記事です!
ちなみにユニティちゃんライブステージとは以下の動画の事で、
なんと、プロジェクトファイル一式が公開されていたりもするのです!
ユニティちゃんライブステージ
まずはユニティちゃんライブステージのプロジェクトをダウンロードします。
ダウンロードしたプロジェクトをUnityで開き、ScenesにあるMainというシーンを再生するだけで
冒頭の動画と同じものが開始されます。
ビルド
Oculus GoはAndroidで動いてるので、ビルド時はPlatformをAndroidにします。
(Androidでビルドするために色々設定する必要があります。)
また、PlayerSettingsのOther Settingsにある
Minimum API LevelをAndroid 4.4 ‘KitKat’ (API level 19)に変更、
同様にColor SpaceもGammaに変更、
さらにXR SettingsのVirtual Reality Supportedを有効にし、Oculusを追加する必要もあります。
最後にTexture CompressionをASTC、
Build SystemをInternalにすればビルドの設定は完了です。
なお、今回は先程のMainシーンだけを追加してビルドしました。
Oculus Goにインストール
apkをビルドしたら、Oculus Goにインストールしたいわけですが、
その前にOculus Goを開発者モードにする必要があります。
開発者モードはOculusアプリのその他の設定から有効に出来ます。
あとはUSBケーブルでPCと繋いでAndroidのスマホと同じ要領でapkをインストールします。
なお、PCと繋いだ時にOculus Go側(PC側ではなく)に許可しますか?
みたいなメッセージが出るので注意が必要です。
また、自分でインストールしたアプリは提供元不明の欄に表示されていました。
実際にインストールしたアプリを実行した動画が以下のものになります。
なお、動画には音がありませんが(Oculus Goの録画は音は撮れないっぽい)、
アプリ実行時は音もしっかり付いていました。
設定だけで簡単にVR対応出来るのは流石のUnityと言った所……!
— カンPicontierUnity (@Kan_Kikuchi) 2018年5月28日
Oculus Goでユニティちゃんライブステージを動かすhttps://t.co/ZrbYrqvf5l
※当ブログはUnityメインの技術ブログです。
RTやフォロー、読者登録をして頂けると幸いです!#Unity #OculusGoDev #OculusGo pic.twitter.com/cL6crLm3yi
特にプログラム等は変更していないのに、
既に首を回せば周りを見渡す事が可能になってたりします……!
おわりに
ちょっと設定変えるだけVR対応出来るのはさすがのUnityと言った所……!
Oculus Goの手軽さと相まって気軽に出来るのが良いですね。
今後もちょこちょこ何か作って、記事にして行こうかと思ってます。
------------追記------------
Oculus Goの入力の受け取り方の記事や
移動やコントローラの表示&同期の実装方法の記事も書きました!
------------追記おわり------------
参考