この記事でのバージョン
Unity 5.6.0f3
Visual Studio for Mac 7.0.0
はじめに
Visual Studio for Mac が正式にリリースされたので、Unityで使ってみました!
なお、無料で使う事ができます!
無料版(Visual Studio Community)についての利用条件は以下の通りです。
個人用
個人開発者の方はどなたでも、独自の無料/有料のアプリを作成するために Visual Studio Community for Mac を使用できます。
組織用
組織が学習環境のクラスルームで、アカデミックな研究のため、あるいはオープン ソース プロジェクトに寄与するために、Visual Studio Community for Mac を使用する場合には、ユーザー数に制限はありません。
それ以外の使用シナリオ:
エンタープライズ以外の組織では最大 5 ユーザーで Visual Studio Community for Mac を使用できます。 エンタープライズ組織 (PC 250 台または年間売上が 100 万米ドルの組織) については、オープン ソース、アカデミックな研究、学習環境のクラスルームといった前述のシナリオ以外で使用することはできません。
ちなみに、デバッグ機能を使うにはUnity 5.6.1f1以上が必要です。
インストール
まずはMicrosoftのからインストール用のdmgをダウンロードしてきます。
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インストーラーを実行し、とりあえず全部インストール。
Unityで使うだけならAndroidやiOSは必要ないかもしれません。
なお、約4.5GBもあるので空き容量には注意が必要です。
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エディタ変更
インストールが完了したらUnityのエディタを変更していきます。
まず、上部メニューのPreferencesを選択、
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次にExternal ToolsのExternal Script EdtorからBrowseを選択し、
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先ほどインストールした、Visual Studio.appを選択します。
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これでエディタがVisual Studioに変更されました。
試しにスクリプトファイルをダブルクリックするとVisual Studioが起動するはず。
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この際、slnファイルも生成されるようです。
また、初回起動時はコードの補完が効かなかったのですが、
生成されたslnファイルを開いたら、補完が効くようになりました。
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おそらくこれはUnityのバージョンが古かったのが原因かと思われます。
5.6.1f1以上ならおそらく大丈夫なはず。
Visual Studioの設定
ここまでの状態で既にVisual Studioは使えるようになっていますが、
いくつかの設定方法もついでにご紹介!
まず、UIの言語やテーマの設定は
上部メニューのユーザー設定を選択し、
開いたウィンドウの環境 - 視覚スタイルから行えます。
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同様に、シンタックスハイライト(文字色の設定)はColor Themeから行えます。
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MonoDevelopのシンタックスハイライトの設定をExportして、
そのファイルを設定する事も可能ですが、微妙に違う設定になってしまっていました。
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また、C#の書式設定は上部メニューのポリシーから行えます。
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デフォルトのポリシーを編集する事は出来ないので、新しいポリシーを作成しましょう。
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C#の書式設定はコードの書式設定のC# ソースコードから行えますが、
その際、ポリシーをカスタムにし、
「テキストファイルの規定の設定を使用します」のチェックを外す必要があります。
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おわりに
まだ軽く触った程度ですが、特に問題なく使えています。
メモリをそこそこ使いますが、そもそもMonodevelopも結構使うので許容範囲内と言った感じです。
とりあえずこのまま使ってみて、様子を見ていこうかと思います。
参考