この記事でのバージョン
Xcode 8.3.2
はじめに
Xcodeから実機に転送する際、
サポートしてないiOSの場合は以下のような警告が出て転送が失敗します。
Could not locate device support files.
今回はそんな場合の対処方法です。
対処方法
基本的なやり方は、以下の通りです。
+ 任意のiOSをサポートしているバージョンのXcodeをダウンロード
+ そのXcodeに入ってるファイルを今使ってるXcodeにコピーする
まず各バージョンのXcodeは以下の場所でダウンロードができます。
Downloads for Apple Develpoers (Xcode)
任意のiOSをサポートしているXcodeのバージョンが分からない場合は、
手当たり次第にダウンロードしていった方が楽かもしれません。
ただし、1ファイル当たり2~4GBもするので注意が必要です。
次にダウンロードしたdmgファイルを開きます。
するとXcode.appをApplicationsにコピーしてといういつものやつが出てくるので、
これを無視してデスクトップかどこかにコピーします。
このappを右クリックし、パッケージの内容を表示します。
そして
Contents - Developer - Platforms - iPhoneOS.platform - DeviceSupport
にある任意のバージョンのディレクトリを
現在使っているXcodeにコピーします。
上記の画像だとiOS7以下を対応してなかったXcodeに4.2~7.1を追加した感じです。
おわりに
今回は新しいXcodeに古いiOSの対応をしてみましたが、
逆に古いXcodeに新しいiOSの対応も同様の方法でもいけたりします。