この記事でのバージョン
Unity 2022.2.8f1
はじめに
今回は導入不要のUnity標準の検索システムUnity Search(旧Quick Search)を
オブジェクトセレクター(ピッカー)でも使えるようにする方法の紹介です!
Unity Searchをオブジェクトセレクター(ピッカー)でも使う方法
そもそもオブジェクトセレクターとはオブジェクトを選択するための機能
Inspector上で◎を押すとウィンドウが表示されるやつの事です。
使い方は簡単、Unity/Preferences…の
Searchの項目にあるObject SelectorをAdvancedに変えるだけで、
Inspector上で◎を押した時にUnity Searchが開くようになります。
なお、SearchContextという属性を使えば、
Unity Searchを開いた時の検索コマンドをあらかじめ設定する事も可能です
using UnityEngine.Search;//SearchContextを使うのに必要
//projectにあるSpriteの中で、backgroundとファイル名に付いてる物だけ選択肢に表示 [SerializeField, SearchContext("p:t:Sprite background")] private Sprite _backgroundSprite;
ちなみに第2引数でウィンドウの状態等を設定する事も出来ます。
//最初からInspectorを開く & グリッドで表示 [SerializeField, SearchContext("p:t:Sprite background", SearchViewFlags.OpenInspectorPreview | SearchViewFlags.GridView)] private Sprite _backgroundSprite;
ただし、前の検索コマンドが残ってる事があるので、
その場合は☓を押すことで設定した検索コマンドにする事ができます。