この記事でのバージョン
Unity 2020.3.11f1
はじめに
AdobeにはMixamoという、3Dキャラクターやアニメーションを無料で手に入るサービスがあります。
しかもなんと商用利用も可能です……!
Mixamo では、どのような種類のプロジェクトを作成できますか?
ロイヤリティフリーのキャラクターとアニメーションの両方を個人、商用、非営利のプロジェクトに使用できます。以下に例を示します。キャラクターをイラストやグラフィックアートに組み込む
3D 印刷のキャラクター
映画の制作
ビデオゲームの作成
今回はこのMixamoで入手した3Dキャラクターやアニメーションを
Unityで使ってみようという感じの記事です。
なお、Mixamoを使うにはAdobeのアカウントが必要なのであしからず。
3Dキャラクター
まず3Dキャラクターを入手するにはCharactersのページを開きます。
左側で任意のキャラを選択し、右側のDOWNLOADボタンでダウンロードが可能です。
ダウンロードの際、FormatはFBX for Unity(.fbx)を選択しましょう。
ダウンロードしたfbx形式のファイルをUnityプロジェクトにインポート(ドラック&ドロップ)したら、
RigからAnimation TypeをHumanoidにします。
更にMaterialsのExtract Textures…を押して、テクスチャを書き出します。
あとはHierarchyに配置すれば3Dキャラクターが表示されます。
アニメーション
次にアニメーションを入手するにはAnimationsのページを開きます。
左側で任意のキャラを選択し、右側のスライダーでアニメーションを調整したり
UPLOAD CHARACTERで任意のキャラクター(Mixamo以外のキャラでも可)に変更する事も可能です。
また、DOWNLOADボタンでダウンロードが可能です。
こちらもダウンロードの際はFormatはFBX for Unity(.fbx)を選択しましょう。
ダウンロードしたfbx形式のファイルをUnityプロジェクトにインポート(ドラック&ドロップ)したら、
RigからAnimation TypeをHumanoidにします。
さらにAnimationの各Bake Into Poseにチェックを入れBased UponをOriginalにします。
これでアニメーションの設定は完了。
実際に先程ダウンロードした3Dキャラクターに試しみると以下のような感じに。
Mixamoの3DキャラクターにMixamo以外のアニメーションを使う事も可能ですし、
逆にMixamo以外の3DキャラクターにMixamoのアニメーションを使う事ももちろん可能です。