はじめに
タイトル通り、ふんどしパレード株式会社(通称ふんパレ)にJOIN(参加?加入?)しました!
と言う事で今回は、一度書いてみたかった転職(?)記事的なやつです!(そしてJOINって言いたかった!)
なお社員になったわけでなく、僕の都合で業務委託という形で関わっているので、正確にはJOINと言わないかもしれません。(そもそもJOINの正確な定義が分かりませんが……。)
あんた誰?
一応、簡単に自己紹介をしておくと僕は「kan.kikuchi」というペンネーム兼本名でゲーム開発を行っているゲームクリエイターです。
学生時代(2011年〜2014年)個人で自作アプリを29本リリース(累計100万DL)し、
その後就職&転職を経験した後、2017年に独立しました。
最近はユウラボさんと一緒にSwitchやSteam向けのゲームを作ったり、
Nintendo Switchで全世界20万DLを達成し、NindiesのTop10やDL数国内4位にもなった、あの「神巫女」がSteamやPS4でもリリースされました!
— カン@Game Creator(Unity/VR/Switch/Steam) (@Kan_Kikuchi) 2019年6月27日
■ Steamhttps://t.co/othGN4Okm4
■ PS4https://t.co/qqetwy1c1z
■Switchhttps://t.co/MKVgy1UqL8
Switch版含め、引き続きよろしくお願いします!! pic.twitter.com/V8yW6rT8bV
一人でVR向けのゲームを開発したりしています。
誰もが夢見る札束風呂をVRで体験できるゲームをリリースしました!
— カン@Game Creator(Unity/VR/Switch/Steam) (@Kan_Kikuchi) 2019年4月3日
犬や猫、可愛い女の子に???までいる超々欲張りセットです!
Money Bath VR / 札束風呂VR : 580円
Steam : Oculus Rift、VIVE対応https://t.co/0KCw8m7v10
平成最後の悪ふざけ!よろしくどうぞ!! pic.twitter.com/Y0X2harXPn
また、本ブログ「(:3[kanのメモ帳]」でUnityを中心とした技術記事を5年以上週2本で書き続けている技術ブロガーでもあります。ちなみにこの記事でちょうど600本目の投稿。
後はTwitterでゲームやゲーム開発関する事を発信(?)したりもしています。
「ゲーム会社に入るためにどうしたらいいか?」の最適解はシンプルに「いますぐゲームを作る」だけど、意外とそこを避ける人が多いのが不思議。
— カン@Game Creator(Unity/VR/Switch/Steam) (@Kan_Kikuchi) 2020年2月25日
確かにこれが採用ページってのは凄いな!無料で読んで良いのかってぐらい貴重な情報ばっかり……!
— カン@Game Creator(Unity/VR/Switch/Steam) (@Kan_Kikuchi) 2020年2月19日
ゲーム開発の勉強になるし、モチベにもなるし、単純に読み物として面白いしで、さすがの任天堂さん……!!
仕事を読み解くキーワード|採用情報|任天堂https://t.co/4Q0MED03VM pic.twitter.com/245OjyFtB7
日本の学校アセットは結構いっぱいあるけど、団地ってのは新しいかも。
— カン@Game Creator(Unity/VR/Switch/Steam) (@Kan_Kikuchi) 2020年3月4日
団地の外観だけじゃなく、室内もしっかりあるし、日本でよくみる小物系のアセットもめっちゃあるし、超良いじゃない……!
Low Poly Japanese Housing Complex | 3D 都市 | Unity Asset Store https://t.co/QPzFs0OubT pic.twitter.com/zQFq5RxV6a
ちなみに、ちょうど「ひろはす ゲームクリエイター養成所」というゲームクリエイターになりたい人向けの情報を発信しているYoutubeチャンネルの方で対談動画に出たばかりなので、僕のことをもっと詳しく知りたい方はこちらが参考になるかもしれません。
ふんどしパレード株式会社って何?
次に冗談みたいな名前のふんどしパレード株式会社についてですが、スマートフォン向けのゲーム開発を行っているちゃんとした会社です。
ふんどしパレードは
「個性的なゲームを作る会社として日本で最初に思い浮かぶ存在」
を目指しています。そのための行動指針として
「広げられること x 続けられること x 個性」
の3つを大切にしています。
ちなみについ最近、新作アプリ「マジンマンション」をリリースしたばかりでもあります。
【新作リリース!】
— 君の目的はボクを殺すこと3【公式】 (@GameKimiboku) 2020年3月6日
おクソ運営ことふんどしパレードの最新作『マジンマンション』がついにリリースされたよ。
ムジャキだけじゃなくボクの出番もちゃんとあるからぜひ遊んでくれたまえ( ˙ᵕ˙ )エッヘン
ククク……
【iPhone】https://t.co/D9GS3dNtpx
【Android】https://t.co/qYArwox8N5 pic.twitter.com/8uQoxyxORp
元々はスクエニ時代の同僚である山田さんと北迫さんの二人で始めた会社で、会社設立後も3年間は二人で開発や運営を行っており、会社というよりは個人開発者という感じでした。
そこからさらなる事業拡大を図るため、積極的に採用活動を行い、一年ぐらい前では正社員0名だったのが、現在正社員は6人(中途5人+4月から新卒1人)、代表の二人や僕のような業務委託の人、アルバイトの人も含めると総勢約20人にもなっています。
ふんどしパレードではパズルゲームのステージを作ってくれる方をアルバイトで募集しています!
— シャコ (@syako_stamp) 2020年3月6日
ゲーム開発未経験でもOK!…というなかなか珍しい募集(今回が最初で最後?)なので、「パズル好き」「ゲーム開発に興味ある」方はぜひご応募ください!
応募フォーム→https://t.co/YLO10VXwxD pic.twitter.com/oVnButEKUz
事務所も最初は7席しかない小さめの所だったのですが、
なんとそこを半年で去り、今はだいぶ広めの所で働いています。
(写真は引っ越し直後のものなので、今はもっと賑やかな感じです)
具体的なふんパレの活動や方針については、実はGreenという求人サイトの紹介が一番よくまとまっています。
その中でも僕が重要視しているのが以下の部分です。
大作ゲームをリリースするような大企業になるのではなく、少人数の開発チームがいくつも存在し、個性的なゲームを次々に生み出せるような“クリエイター共同体”を目指している。
中規模ゲームとは、カジュアルゲームと大規模ゲームの間に位置するポジションで、飽和したスマホゲーム市場にありながらライバルが少ない。また、中規模ゲームは少人数での開発・運営が可能で、ユーザー側も気軽にプレイを試してみやすい特徴がある。それでいて、予算をかけてのマーケティングや、長期運営を継続できるだけの収益性も兼ね備えている。
個性的な中規模ゲームをリリースしていくというのは、ライバルが少なく安定性もある戦い方をしているのでビジネスとして凄く安心感がありますし、僕のように色々なゲームに携わりたいというタイプの人にも魅力的な方針です。
また、社内は基本的に静かですが、ちょいちょい雑談も発生するので、雰囲気もイケイケ過ぎず真面目過ぎずちょうど良い塩梅な気がしますし、水曜日が完全リモートワーク(誰も会社に来ない)かつ、それ以外の平日はフレックスタイム制(コアタイム13時〜18時)なので働きやすい環境でもあると思います。(僕は社員じゃないのでもっと自由に働かせてもらってます)
さらに一緒に働いてる方々も、代表二人の前職からの繋がりの人が多いからか大手出身の経験豊富な人ばかりで、例えばエンジニアだと「フロントエンド(Unity)もバックエンドもバリバリ出来る」みたいな人がいる学べる事が多い職場でもあります。
どうやって入ったの?
元々、個人アプリ開発者として代表の二人とは交流があって、一緒に開発合宿に行ったり飲みに行ったりしていました。(つい先日も一緒にふんパレとは関係のない開発合宿に一緒に行ったりしてました)
そんな交流がありつつ、アプリ開発者が集まるシェアオフィスにも一緒に入っていて、
そこで事業拡大をしようとしてる話やエンジニアを探している話を聞き、ちょうど新しい事がしたかった僕と利害が一致し、最終的にシェアオフィス飲みの席でJOINが決まった気がします。
↓JOINが決まり、めったにお酒を飲まない山田さんが飲んでる珍しい写真
なんで入ったの?
JOINした理由としては前項で触れた「新しい事がしたい」というのが一番だったのですが、個人開発だと人に教えてもらう機会というのがかなり少ないので、色々学ぶためにも組織に属するという事もしたかったですし、会社を大きくしていく過程を一度は経験したい(でも自分で経営はしたくない)という願望もありました。
しかも気の知れている人の会社の方だと働きやすいと思った(実際にそうだった)ので、そういう意味でも理想的な環境でした。
また、二人が作った主力タイトルがあるため、ビジネスが既に成立しているというのもかなり魅力的で、普通のベンチャー企業ではなかなかない、安定した状態からのスタートという安心感もありましたし、「この二人が会社を大きくしようとして無理ならもう誰でも無理だろ」というぐらい僕の中で尊敬してる二人だったというのもあります。
他にも僕自身「お金を稼ぐ」という事をしっかり考えてゲームを作っていなかったので、そういう事を学ぶ事ができそうだという思惑もありましたし、お金だけでなくゲームやファンの方も大切にし、そのファンの方々に愛されてもいる運営というのに憧れがあったという側面もあります。
今日はふんパレでデザフェスに出展しました。
— 山田 裕希@ふんどしパレード (@_yhiroki) 2019年8月3日
初のオフイベントで人が来てくれるか不安だったのですが、なんと100名近いボク殺ユーザーさんが遊びに来てくれました!
ユーザーさん同士の交流もたくさん生まれていてそれも嬉しかったです。
来てくださった方々、ありがとうございました!またやります! pic.twitter.com/myrm1xeLGo
今日は誕生日だったんですが、ボク殺3のユーザーさんたちが
— 山田 裕希@ふんどしパレード (@_yhiroki) 2019年9月27日
#山田様誕生日企画
という大層なハッシュタグでいろんなお祝いツイートをしてくれました。
本当に嬉しかったです、ありがとうございます!
ずっとゲームを作ってきた人生ですが、その先にこんな素敵なことがあるなんて思いもしませんでした pic.twitter.com/FbRDTlH1mr
ものすごい余談ですが、山田さんと僕の誕生日はまさかの同日(年は違う)の9月27日だったりします。
なにしてるの?
JOINしてからしている事ですが、新作「マジンマンション」のパズル部分のプログラム全般をしている感じです。
【新作リリース!】
— 君の目的はボクを殺すこと3【公式】 (@GameKimiboku) 2020年3月6日
おクソ運営ことふんどしパレードの最新作『マジンマンション』がついにリリースされたよ。
ムジャキだけじゃなくボクの出番もちゃんとあるからぜひ遊んでくれたまえ( ˙ᵕ˙ )エッヘン
ククク……
【iPhone】https://t.co/D9GS3dNtpx
【Android】https://t.co/qYArwox8N5 pic.twitter.com/8uQoxyxORp
いわゆるスリーマッチパズルというジャンルなのですが、ピース落下中の操作やギミック同士の相互作用など思っていたより歯応えのある実装内容でしたし、操作感の良さや気持ちよさを追求し始めると、いくらでも考える事があるという奥が深いゲームで作っていて凄い楽しかったです……!
今後もとりあえずはマジンマンションのバグ修正やギミック追加を行っていき、新作をどんどん盛り上げていく感じになるとは思いますが、その後はまだちょっと未定みたいな感じです。
おわりに
そもそも僕は自分が作ったゲームと同時に自分も広めていくという方針なので、僕を知ってる人にふんパレを広めて、ふんパレを知ってる人に僕を広めるというのが理想的な形だと考えています。
なので、ふんパレにJOINしたと言っても本ブログや個人開発も継続(むしろこっちがメイン)して行きます。
とりあえずはピコンティアを作りつつ、
隙を見てSteam用のVRゲームも作っていく予定です。
VRだからランキング一覧とかもUIとかで表示するんじゃなくて、オブジェクトとして置いちゃった方が自然な気がしてきた🤔 pic.twitter.com/xyUNL3ZUth
— カン@Game Creator(Unity/VR/Switch/Steam) (@Kan_Kikuchi) 2020年3月7日
後は何かしらの形で「ふんパレのkan.kikuchi」としても表に出ていけたらな〜とも思っています。
それでは、ふんどしパレード株式会社並びにkan.kikuchiの今後の活躍にご期待下さい!