この記事でのバージョン
Unity 2020.3.25f1
はじめに
今回はCompilation Time Visualizerという
アセンブリごとのコンパイル時間を計測&可視化および依存関係の確認まで出来るツールの紹介記事です!
ちなみにMITライセンスで公開されているので無料で使う事が出来ます。
なお、今までコンパイル時間を計測するツールを色々使ってきましたが、
自分が使った中では一番使いやすく分かりやすいオススメのツールです!
Compilation Time Visualizer
導入はお馴染みのPackage Managerを使って行います。(UPMでも導入可能)
左上のプラスボタンから「Add package from git URL…」を選択し、
https://github.com/needle-tools/compilation-visualizer.git
と入力した後にAddを押すだけで、
導入完了です。
導入するとWindow/Analysis/Compilation Timelineからウィンドウが開けるようになり、
コンパイルが発生すると自動で計測するようになります。
なお、右上に結果が表示されていてTotalが全てを合計した時間
Compilationがコンパイルにかかった時間、Reloadがコンパイル後のロード時間
Compiled Assembliesがコンパイルしたアセンブリ数になっています。
また、Recompileを押すと全てのアセンブリをコンパイルし直す事ができ、
アセンブリごとのコンパイル状況をリアルタイムで確認する事が可能です。
コンパイル後、各アセンブリ名の所をクリックすると、
そのアセンブリのコンパイル時間や依存関係等を確認する事も出来ます。