(:3[kanのメモ帳]

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URP対応の2Dプロジェクトを作成する方法と既存2DプロジェクトをUPRに移行する方法【Unity】【URP】


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この記事でのバージョン
Unity 2021.3.1f1


はじめに

今回は2DゲームでURP(Universal Render Pipeline)を使いたい時用の導入記事です!


URP対応の2Dプロジェクトを作成する方法

まず新規のプロジェクトでURP対応したい場合ですが、

2D(URP)というテンプレを選んでプロジェクト作成するだけ。


なお、3DのプロジェクトやHDPRの場合も同様にテンプレが用意されています。


既存2DプロジェクトをUPRに移行する方法

次に既に作成済みの2DプロジェクトをURPに移行する方法です。

まず、Window/Package Managerを開き、


Unity RegistryにあるUniversal RPを選んでInstal を行います。


次にProjectの+からRendering/URP Asset (with 2D Renderer)を選んでアセットを作成します。


その後、Edit/Project Settings…を開き、


GraphicScriptable Render Pipeline Settingsに作成したアセットを設定し、Continueを押します。


同様にQualityRender Pipeline Assetにもアセットを設定し、Continueを押します。


設定自体はこれで完了ですが、URPではデフォルト(ビルトインレンダリングパイプライン)で使ってる

シェーダーは使えない物が多いため、最後にWindow/Rendering/Render Pipeline Converterから

各マテリアルをURP用に一括変換した方が良いかもしれません。


なお、変換はConvert Built-in to 2D(URP)を選択し、変換したい項目にチェックを入れた後、

Initialize Convertersを押してからConvert Assetsを押すだけ。