(:3[kanのメモ帳]

個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。

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基本的には同じだけどちょっと違うマテリアルが欲しい時に便利なMaterial Variant【Unity】


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この記事でのバージョン
Unity 2022.3.3f1


はじめに

今回はUnity2022.1からの新機能「Material Variant」の紹介記事です!



名前の通りMaterialのバリエーションが欲しい時のための機能で、

「基本的には同じだけどちょっと違うマテリアルが欲しい」みたいな時に便利です!


Material Variant

さっそくMaterial Variantの作り方ですが、元となるマテリアルを選択し、

右クリックで表示されるメニューからCreate/Material Variantを選ぶだけ。


するとちょっとアイコンが違うマテリアルが生成され、これがMaterial Variant です。

ちなみに、元となるマテリアルはParentで確認&設定する事が出来ます。


例えば元のマテリアル(左)とMaterial Variant(右)を設定した場合、

元の値を変更すると両方変わりますが、Variantの値を変更するとそちらだけ変わります。


なお、Variantで変更した部分は左端の白いマークが表示され、

右クリックを押すとPrefabのようにApply(元のマテリアルに反映)したり、

Revert(元のマテリアルの値に戻す)したり出来ます。


さらに元のマテリアルで、各項目の左端の部分をクリックすると

鍵マークが出てロックし、Variant側で変更出来ないようにも出来ます。