この記事でのバージョン
Unity 2022.3.32f1
はじめに
ゲーム中にメニュー画面などのUIを重ねて開いた時に、
裏側をボケさせて、前面のUIを見やすくしたいみたいな事はよくありますし、
そういう事が簡単に出来るアセットもあります。
ただ色々試した結果、ポストプロセスを使うのが楽で、
色々なエフェクトを組み合わせる事も簡単に出来るので、オススメという感じになりました。
という事で今回はポストプロセスでのUIの裏側をボケさせる方法の紹介です!
ちなみに参考に出してる画像は鋭意開発中の
【孤独なインディーゲーム開発者の一生】というゲームです!
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ポストプロセスでのUIの裏側をボケさせる方法
まずはポストプロセスの導入からですが、以前記事を書いてるので、そちらをご覧ください。
(上がURP用、下がビルドイン用)
導入が済んだら、カメラを分けて、前面のカメラにだけポストプロセスを効くようにします。
例えばURPでいうと前面用のカメラをOverlayで作成し、Post Processingを無効にします。
それを背面のカメラのBaseに設定し、背面のカメラはPost Processingを有効にします。
そして前面のボケさせたくないCanvasをScreen Space - Cameraにして、
前面のカメラを設定すれば設定完了です。
ちなみにポストプロセスはボヤけさせるだけならDepth Of Fieldだけでいいですが、
以下のように色々付け足すと、
ちょっとリッチな感じのボヤけ方にも出来ます。
(下は比較用の薄い黒だけの背景)