この記事でのバージョン
Unity 2017.4.6f1
GitHub for Unity 1.0.0
はじめに
ちょっと前にオープンソース化され、開発が進められていた
GitHub for Unityがついに正式版になりました!
米GitHubは18日(現地時間)、「GitHub for Unity」v1.0を公開した。「GitHub for Unity」は、ゲーム開発プラットフォーム「Unity」のエディターに“GitHub”のプロジェクト管理を統合する拡張機能。
という事で今回は、そのGitHub for Unityを使ってみようという記事です。
導入
導入方法は2パターン、Asset Storeからダウンロードするか
GitHub for Unity - Asset Store |
ホームページからunitypackageを直接ダウンロードしてくるかです。
ただ、Asset Storeからダウンロードしてきても、
アップデートを促されたので、直接ダウンロードした方が早いかもしれません。
使い方
GitHub for Unityを導入すると、Window -> GitHubからウィンドウを開けるようになります。
なお、Window -> GitHub Command Lineから
開いてるプロジェクトのパスでターミナルを開く事も可能です。
まだgit管理を開始してない場合、ウィンドウの中心にボタンが出てきます。
ボタンを押すと、git管理が開始され、最初のコミットが自動で作成されます。
この時、gitignoreファイルも自動で作成されます。
また、git管理を開始するとProjectビュー上で
変更したファイルや追加したファイルにアイコンが付くようになるのが地味に便利です。
GitHubのサインインは右上のSign inから行えますが、行わなくても普通に使えます。
コミットしたい場合はChangesから行います。
コミットに含めたいファイルにチェックを入れ、コメントを入力した後、下部のボタンを押します。
履歴はHistoryから見ることが可能です。
現状、右クリックでRevertだけは出来るようです。
ブランチはBranchesから確認出来ます。
また、New Branchで新しいブランチを作成したり、
ダブルクリックでブランチを切り替える事も可能です。
Settingsでは諸々の設定を行えます。
リモートのリポジトリもここで設定しますが、GitHubでなくても大丈夫なようです。
リモートのリポジトリを登録するとFetch, Pull, Pushが行えるようになります。
おわりに
導入も使い方もかなり簡単ですが、diffが見れなかったり、たまにUnityが落ちたりと
機能や安定性の不足が否めないので実用にはちょっと難しいかと思います。
とは言え、まだリリースされたばかりなので、今後に期待と言った感じです。
いつかgit操作もUnityエディタ上で完結するようになったら最高ですね……!