この記事でのバージョン
Unity 2022.3.16f1
はじめに
今回はGoogleフォーム(Google Forms)を使って、
端末名やOS等の情報を含んだ問い合わせ作成し、それをUnityから開く方法の紹介です!
なお、問い合わせがあった際にメールで通知したり、
スプレッドシート(Google Sheets)で自動集計する事も可能です!
ちなみに、スプレッドシートはもちろんGoogleフォームも基本的に無料で使えますし、
PCからでもスマホからでも回答する事が可能です。
端末名やOS等の情報を含んだ問い合わせの作り方と自動集計する方法
まず、Googleフォームにログイン(もちろんGoogleアカウントが必要)し、
問い合わせ用のフォームを作成します。
(ここで端末名やOS等の欲しい情報の項目を作っておく)
次に右上のメニュー欄から「事前入力したURLを取得」を押し、
各項目を適当に入力した後、「リンクを取得」を押します。
すると「リンクをコピー」から以下のようなURLが得られます。
あとはこのURLを書き換えてUnityから開くだけです。
例えば「entry.2117627032=version」となっているので、
このversionという文字列を実際のアプリのバージョンにする感じです。
//元のURL var baseURL = "https://docs.google.com/forms/d/e/??????/viewform?usp=pp_url" + "&entry.565186534={0}" + "&entry.1011347354={1}" + "&entry.2116402283={2}" + "&entry.2117627032={3}" + "&entry.1871937230={4}"; //URLを置き換える各要素 var id = "何かしらのID"; var device = SystemInfo.deviceModel; var os = SystemInfo.operatingSystem; var version = Application.version; var language = Application.systemLanguage.ToString(); //URLの各要素を置き換える var URL = string.Format(baseURL, id, device, os, version, language); //URLをエンコードして開く Application.OpenURL(new Uri(URL).AbsoluteUri);
さらに回答のメニューにある「新しい回答についてメール通知を受け取る」を有効にすれば、
回答があった時に通知を受け取れます。
なお、Googleフォームの回答にある「スプレッドシートにリンク」をすると、
送られてきた回答を自動で集計する事も出来ます。
(Googleフォーム側で回答を消してもスプレッドシートには残る。)