この記事でのバージョン
Unity 2017.4.5f1
Oculus Integration 1.25
macOS Sierra(10.12.6)
はじめに
UnityでOculus GoやOculus Rift&Touch、Gear VR向けにアプリを作る際に
Oculus IntegrationというOculus公式から出ているアセットを使うと楽に諸々の実装が出来ます。
Oculus Integration - Asset Store |
ただOculus IntegrationはMacで使う際に色々と問題が発生したります。(と言ってもWinで使った事はない)
なので、今回はOculus IntegrationをMacで使った時に出るエラーや警告の対処法のご紹介です!
なお、使ってるUnityやMacのバージョン、開発環境等によって発生するエラーが違かったたり、
対処法が異なってくる場合もあるので、あしからず。
エディタ上で実行するとエラーが出る
アセットストアからダウンロードしてきたOculus Integrationを使うと、エディタ上で実行した際に
DllNotFoundException: OVRPlugin みたいなエラーが出る事があります。
そんな時はOculusのDeveloperページから、Oculus Utilities for Unityをダウンロードしてきて、
Oculus Utilities for Unity | Developer Center | Oculus
中にあるOculusUtilities.unitypackageを実行し、諸々のファイルを更新すれば解決します。
なお、この際にプラグインをアップデートして再起動するかのポップアップが出るので、
両方とも受けて入れて、自動でアップデートさせエディタを再起動させます。
警告
エラーは出なくなったものの、
Oculus Plugin could not be loaded. などの警告が毎回表示される事もあります。
これを解決するにはOculus Runtimeをインストールすれば良いという情報がありましたが、
Oculus Runtime for OS X | Developer Center | Oculus
試してみた所、確かにOculus Plugin could not be loaded. などの警告はなくなりましたが、
新たにCould not load symbolというエラーや警告が出るようになってしまいました。
これの解決方法も調べましたが分からずじまいで、
結局Oculus Runtimeをアンイストールして警告を我慢して使っています。
なので、この件について情報をお持ちの方は、コメント等を頂けると幸いです!
ちなみにOculus Runtimeのアンイストールは
インストールした場所(デフォルトはApplication/Oculus)にあるuninstall.appで行えます。
その他
他にも、エディタ上でVRのプレビューが行える機能がOculus Rift&Touchにあるらしいのですが、
これもMacでは問題が発生する可能性があるようです。
RiftとTouchでVRプレビューをエディタ上でできるようになる機能があるのですが、そのあたりMacであまりきちんと排他されている印象は無く…
— ようてん (@youten_redo) 2018年6月12日