この記事でのバージョン
Unity 2019.4.40f1
はじめに
今回はBuild Report Inspectorというビルドに関する情報をInspectorで見やすくする
Unity公式の無料パッケージの紹介です!
ちなみに以前似たような機能を持つ有料アセットBuild Report Toolを紹介しましたが、
Build Report Tool|ユーティリティ ツール|Unity Asset Store |
ざっくり比べると以下のような感じでした。
- Build Report Inspector : 無料だけどデータが増えると重い
- Build Report Tool : 有料だけど見やすく使いやすい
なお、本記事に出てくるアセットは以下のものを使っています。
cyberpunk - Cyber City|3D SF|Unity Asset Store |
導入
導入はおなじみPackageManagerを使います。
上部メニューのWindow/Package Managerを開き
左上の+にあるAdd Package by name…を選択、
後はcom.unity.build-report-inspectorを入力して、Addを押すだけ。
なお、UnityのバージョンによってはAdd Package by name…が無い場合もあるので、
そういう時はShow preview packagesを有効にすれば、
Build Report Inspectorが出てくるのでInstallを押せば導入完了です。
ちなみにGitHubからZipファイルをダウンロードしてきて解凍、
Editorディレクトリを
そのままUnityに入れても使えます。
使い方
使い方はビルドした後にWindow/Open Last Build Reportから開くだけ。
(専用のウィンドウではなくInspectorで表示される感じ)
なお、BuildStepsでビルドの各ステップとその時間、
SourceAssetsビルドに含まれたアセットとそのサイズ等を確認する事が出来ます。