この記事でのバージョン
Unity 2022.2.8f1
はじめに
UnityのInspectorは数をそのまま入力するだけでなく、計算式を入れる事で値を設定出来ますが、
Unity公式の以下を動画見てたら、思っていた以上に色々な計算が出来たので、
今回はその紹介です!
Inspectorで使える数式
まず、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)はもちろん使えます。(%で余りも出せる)
累乗(^)やルート(sqrt)も使えますし、
三角関数(sinやcos等)やπ(pi)も使えます。
さらにオブジェクトを複数選択する事で、同時に計算式を与える事も可能です。
例えばL(-6,6)で-6~6の間で等間隔に設定、
R(-6,6)で-6~6の間でランダムに設定(入力する度に値が変わる)したり出来ます。
三角関数と合わせる事で円形に配置する事も簡単に出来ます。
x : sin(L(-8,8))*7
y : cos(L(-8,8))*7
他にも+=5など、それぞれの現在の値を基準に変更する事も出来ますし、
x*1.5など、それぞれの現在の値をxとして扱って計算する事も可能です。
(※座標xでなく変数としてのx、なのでyやz座標でもx)