(:3[kanのメモ帳]

個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。

(:3[kanのメモ帳]


本ブログの運営者kan.kikuchiが個人で開発したゲームです!


Post Processing Stack Version 2.x の導入と使い方【Unity】【ポストプロセス】


このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事でのバージョン
Unity 2018.4.13f1
Post Processing 2.3.0


はじめに

ポストプロセスを使って見栄えを簡単かつ劇的に変える事が出来る

Post Processing StackというものがUnity公式から提供されていますが、

f:id:kan_kikuchi:20200207105136g:plain


以前紹介した時と導入や使い方が変わっていたので、




今回はそのあたりをまとめてみました!


なお、記事中では以下のアセットを使っています。

Sci-Fi Laboratory Pack 2 | 3D Sci-Fi | Unity Asset Store



導入

現在、Post Processing Stackの導入はお馴染みPackage Managerからです。

f:id:kan_kikuchi:20191213074420j:plain


導入と言っても、Post Processingを探してInstallを押すだけでOK。

f:id:kan_kikuchi:20200206053901j:plain



使い方

次にPost Processing Stackの使い方です。

まずはCameraにPost-Process Layerを追加し、

f:id:kan_kikuchi:20200206054450j:plain


Layerでポストプロセスをかけたいレイヤーを設定します。

f:id:kan_kikuchi:20200206054511j:plain


その後、適当なオブジェクトにPost Process Volumeを追加し、

f:id:kan_kikuchi:20200206054653j:plain


Is Globalにチェックを入れた後、

Newを押してProfileを新規作成します。

f:id:kan_kikuchi:20200206054832j:plain


あとはAdd effectで好きなエフェクトを追加していくだけです。

f:id:kan_kikuchi:20200206055750j:plain


試しにエフェクトを盛り盛りにしてみると以下のような感じに。

f:id:kan_kikuchi:20200207105136g:plain



おわりに

多少設定が面倒になった気がしますが、

それでもかなり簡単に見栄えを変えられる事に変わりは無いようでした!

ただし、何も考えずに付けまくると重くなるので、その点には注意が必要です。


また、かけられるエフェクトについてはそんなに変わっていないっぽいので、

以前の記事が参考になるかと思います。




なお、今回は全体にエフェクトがかかるような設定の紹介でしたが、

場所によってエフェクトを変えたり、複数のエフェクトをかけ合わせたりという事も可能なようです。


ちなみに、設定ファイルのアセットなんてのもあったりします。

f:id:kan_kikuchi:20200402082319j:plain




参考