この記事でのバージョン
Unity 5.2.2f1 Personal
はじめに
Unityと言えば簡単にiOS&Androidに対応出来るのが利点の一つですが、
Switch Platformをする時に結構時間がかかるのがやや難点です。
なので今回は、そのプラットフォーム切り替え時間の短縮のお話です。
Compress Assets on import
そもそも切り替えに時間がかかる原因は、
プラットフォームに合わせてアセットを圧縮し直しているためです。
なので、この再圧縮をやめてもらえば切り替えが早くなるはずです。
という事で使うのが、Compress Assets on importです。
これを無効にすると、プラットフォーム切り替え時やアセットインポート時に圧縮がされなくなります。
設定する場所はPreferencesのGeneralです。
なお、ビルドする時には圧縮されるので、アプリのサイズが大きなったりはしませんし、
Unityエディタ上で実行している時も、今の所は特に不都合は起きていません。
Fast Platform Switch
上記の方法を使いたくない理由がある方は
Fast Platform SwitchというAssetを使うといいかもしれません。
名前の通り、プラットフォームの切り替え時間を短縮してくれます。
以前使ってみて、確かに切り替え時間は短縮されるのですが、
ちょいちょい切り替え時にUnityが落ちていたので使わなくなりました。
何が原因か分からない&現状がどうなっているかも分かりませんが……。
おわりに
Compress Assets on importを有効にすると多分ですが、ビルドする時の時間が長くなると思います。
なので、併せてUnity Cloud Buildを使うと完璧です。
Unity Cloud Buildを使えばビルドを勝手にクラウド上でやってくれるので、
時間がかからない&PCの処理能力も奪われない&Unityも操作不能にならない、と至れり尽くせりです。
待ち時間があるので、連続して何度も確認したい時には向きませんが、
定期的に確認する用途としては申し分ないと思います。
ちなみにUnity Cloud Buildの導入記事は以下がオススメ。
これで切り替え時もビルド時も時間がかからず、開発時間を増やせますね!