(:3[kanのメモ帳]

個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。

ビルド時に含まれるアセットのサイズや場所を確認出来るBuild Reportをより使いやすくするBuild Report Tool【Unity】【アセット】


このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事でのバージョン
Unity 2018.2.17f1


はじめに

Unityは画像や音源をそのまま使っているわけでないので、

PC上のアセット(ファイル)のサイズとアプリに含まれるアセットのサイズが異なっていたり

プロジェクトに入ってるアセット= アプリに含まれる(ビルドされる)アセットではないので、

使っていないアセットがアプリに含まれてしまったりと、ちょっと特殊な感じです。


なので完成したアプリのサイズを減らしたい時、

Consoleの右上にあるメニューにあるOpen Editor Logから見る事が出来る


f:id:kan_kikuchi:20181204132449j:plain


Build Reportというビルド時のログを使って、

実際にアプリに含まれたファイルやそのサイズを確認する事が多いです。


f:id:kan_kikuchi:20181204132722j:plain


今回はそのBuild Reportを見やすくしたり、保存したりするBuild Report Toolというアセットの紹介です!

ようはアプリに含まれた(重い)アセットを良い感じに教えてくれるアセットです。



イメージとしては以下のような感じ。


f:id:kan_kikuchi:20181210165314j:plain


なお、本記事に出てくるアセットは以下のものを使っています。







基本的な使い方

Build Report Toolをインポートすると、

Window -> Show Build Reportからウィンドウを開けるようになります。


f:id:kan_kikuchi:20181210135233j:plain


最初は何も表示されていませんが、

ビルド後にGet Logを押すと、レポートを確認する事が出来ます。


f:id:kan_kikuchi:20181210150615j:plain


なお、レポートは開いた時に自動で保存されているので、

Openで前のレポートを開く事も出来ますし、Saveで任意の場所に保存する事も可能です。


f:id:kan_kikuchi:20181210150630j:plain


次項からはウィンドウの各タブについて説明していきます。


Overview (概要)

Overviewタブではレポートの概要を確認出来ます。


f:id:kan_kikuchi:20181210162328j:plain


上部にプロジェクト名(今回はBPT)が表示され、その下に

ビルドした日付と時間、プラットフォーム、レポートを生成するのにかかった時間

ビルドしたUnityのバージョン、ビルドしたアプリのサイズ、

1番サイズの大きいファイルの種類とその割合が並びます。


f:id:kan_kikuchi:20181210162345j:plain


また下部の左にはアプリに含まれた中で重いアセットTop10が、

右にアプリに含まれていない中で重いアセットTop10が表示されます。

なお、クリックするとProjectウィンドウ上でのそのアセットを選択する事も可能です。


f:id:kan_kikuchi:20181210162424j:plain


さらに通常のBuild Reportには表示されない、

StreamingAssets入ってるファイルのサイズも表示されます。

(StreamingAssetsはAssetBundleをローカルで使う場合などに利用する)


f:id:kan_kikuchi:20181210162630j:plain


ただしAssetBundleの中身は分からないので、

それが知りたい場合はAssetBundleBrowserを使うのがオススメです。





Project Settings (ビルド時のプロジェクト設定)

Project Settingsタブではビルド時のプロジェクト設定を確認できます。


f:id:kan_kikuchi:20181210163330j:plain
f:id:kan_kikuchi:20181210163342j:plain


また、プラットフォームごとの設定も確認可能です。


f:id:kan_kikuchi:20181210163355j:plain


Size Stats (ファイルタイプごとの累計サイズ)

Size Statsタブではファイルタイプごとの累計サイズなどを確認できます。


f:id:kan_kikuchi:20181210163540j:plain


上部にビルドしたアプリのサイズ、StreamingAssetsに入っているアセットの累計サイズ、

アプリに含まれてないアセットの累計サイズ、

アプリに含まれたアセットのファイルタイプごとの累計サイズとその割合が表示されます。


f:id:kan_kikuchi:20181210163910j:plain


下部にはアプリに含まれたDLLとそのサイズが表示されますが、

一部のDLLはサイズが取得出来ないのか、サイズ表記が???になってしまうようです。


f:id:kan_kikuchi:20181210163919j:plain


Used Assets (アプリに含まれたアセットの一覧、検索)

Used Assetsタブではアプリに含まれたアセットの一覧や検索が確認出来ます。


f:id:kan_kikuchi:20181210164218j:plain


各アセットごとにパス、ファイル名、元のサイズ、

アプリに含まれた時のサイズとその割合が表示され、各項目で並び替える事も出来ます。

f:id:kan_kikuchi:20181210164249j:plain


また、特定の種類のアセットだけを表示する事も出来ます。


f:id:kan_kikuchi:20181210164303j:plain


検索をしたい場合は右上の検索窓から行えますし、


f:id:kan_kikuchi:20181210164317j:plain


左端のPingを押すとでProjectウィンドウ上でのそのアセットを選択する事も出来ます。


f:id:kan_kikuchi:20181210164232j:plain


Unused Assets (アプリに含まれなかったアセットの一覧、検索)

Unused AssetsタブではUsed Assetsと同様に

アプリに含まれなかったアセットの一覧や検索が確認出来ます。


f:id:kan_kikuchi:20181210164614j:plain


なお、ここからアセットを消すことも可能です。


f:id:kan_kikuchi:20181210164624j:plain


おわりに

ただBuild Reportを見やすくするだけでなく、

検索出来たり、StreamingAssetsのアセットも確認出来たり、

Projectウィンドウ上でのそのアセットを選択出来たりと至れり尽くせりなアセットでした!


また、レポートが自動保存され、後から簡単に確認出来るのも嬉しい点ですし、

プロジェクトの設定まで見れるのも地味に役立ちそうでした。



なお、サイズを減らす方法については以前まとめていたりします。