この記事でのバージョン
Unity 5.5.0b11
Windows 10 Home バージョン1607
目次
- 目次
- はじめに
- Visual Studio インストール
- Visual Studioの修復
- .net framework 3.5 有効化
- コンポーネント ストアの修復
- Unityインストール
- Unityのエラー解消
- おわりに
はじめに
メインのマシンはMacなのですが、Windowsで実機確認する際に
小さな修正をいちいちMac上でコードを修正するのはめんどくさいなーと思い、
WindowsマシンでもUnityを動かせるようにしました。
しかし、Windowsに不慣れなせいか、なかなかに苦戦したので記事にしてみます。
Visual Studio インストール
WindowsでUnityを使う利点としてよく挙げられるのが、Visual Studioが使えるという事なのですが、
Unityをインストールするのとは別にインストールしておく必要があるみたいです。
Visual Studioのダウンロードは以下のページから行えます。
なお、無料版であるCommunityでも開発に支障はなさそうです。
また、言語の指定は左下から行えます。
ダウンロードしたexeファイルを実行し、指示通りに進めていけばインストールが行えます。
なお、Unity5.3以降であれば、プロジェクト毎の設定みたいなのは必要ないようです。
Visual Studioの修復
インストール完了後、正常に起動する事が出来ず、
ウィンドウが真っ白になる問題が発生しました。
インストール時に特にエラーは出ませんでしたが、おそらくインストールが上手くいってないので、
Visual Studioの修復を行った所、問題が解消されました。
Visual Studioの修復を行うにはまず、
スタートメニューからVisual Studioを右クリックしアンイストールを選択、
次に、起動したプログラムと機能というウィンドウ上で、
Visual Studioを右クリックし変更を選択、
最後に、起動したVisual Studio上で修復を選択します。
.net framework 3.5 有効化
Visual Studioを無事起動出来たものの、
現時点でUnityで使われている.net framework 3.5は、Widnows10だとデフォルトでは使えません。
なお、エディタ上だけなら.net framework 4.6が使えるらしいです。
なので、.net framework 3.5を有効化をする必要があります。
.net framework 3.5の有効化を行うには、まずコントロールパネルのプログラムを選択、
次に、プログラムと機能のWindowsの機能の有効化と無効化を選択、
最後に、起動したウィンドウ上で.Net Framework3.5にチェックを入れ、OKを選択します。
コンポーネント ストアの修復
通常であれば、上記のやり方で.Net Framework3.5が有効になるはずなのでが、
自分の場合だと有効化の最中にコンポーネント ストアが破損していますというエラーが出ました。
なので、コンポーネント ストアの修復を行った後、再度.Net Framework3.5を有効化しました。
コンポーネント ストアの修復は行うには、
Windowsアイコンを右クリックして表示したメニューにあるコマンドプロンプト(管理者)を実行し、
起動したコマンドプロンプト上で以下のコマンドを打ちます。
Dism /Online /Cleanup-Image /Restorehealth
詳しい事は以下の記事が参考になると思います。
Unityインストール
Visual Studioの準備が整ったらUnityのインストールです。
インストーラーは以下のページからダウンロード出来ます。
なお、過去のバージョンはこちらから。
インストーラーの指示通りに進めていけばインストールが行えます。
Unityのエラー解消
Unityインストール完了後、プロジェクトを起動してみたらいきなりのエラー発生。
Failed to determine 'Unity 5.5.0b11/Editor/Data/UnityExtensions/Unity/VR/install_with_editor/
WindowsStoreApps/uap_arm/AudioPluginMsHRTF.dll' machine type, the value vas 0x01c4
どうやら入れたバージョンが悪かったらしく、Unity自体のバグでした。
A couple of errors in 5.5b10 !
このエラーに記されているファイルの.metaファイル(AudioPluginMsHRTF.dll.metaなど)を削除した後、
Unityを一旦終了してプロジェクトフォルダに入っているLibraryを削除し、
再起動すればエラーは出なくなります。
おわりに
Macでは比較的簡単にインストールできたのでまさかここまで苦戦するとは思いませんでした……。
何はともあれ、これでWindow機でも開発が可能に……!