この記事はUnity Advent Calendar 2017の11日目の記事です。
この記事でのバージョン
Unity 2017.2.0f3
はじめに
プログラミングの難所の一つに、変数や関数の命名がありますが、
その命名を手助けしてくれるcodicというツール(サービス)があるんです。
codicは、プログラマー・システムエンジニアのためのネーミングツールです。
codicはブラウザで使う事ができますが、
実はAPIを無料で公開しているので、自分用にツールを作る事も可能です。
と言う事で今回は、日本語から変数や関数名を生成するエディタ拡張です!
ちなみにcodicはVSだと、そのまま組み込めたりします。
NameGenerationWindow
では早速、日本語から変数や関数名を生成するウィンドウ、
NameGenerationWindowのプログラムです。
これをEditorフォルダに入れると
Widow -> Name Generation Windowから開けるようになります。
次にcodicのアクセストークンを取得します。
アクセストークンはcodicにサインアップした後、
右上のAPIステータスから確認出来ます。
このアクセストークンをNameGenerationWindowにコピペすれば準備完了。
あとは日本語を入力し、変換するだけ。
変換後のテキストは選択出来るので、コピーも可能です。
ちなみに、ある程度なら単語の翻訳としても使えたりします。
実装
一応実装についても軽く触れておくと、APIはUnityWebRequestを使って実行し、
返ってきたJsonをJsonUtilityを使って変換しています。
なおアクセストークンはEditorUserSettingsで保存しているので、
ウィンドウやプロジェクトを閉じても大丈夫です。
おわりに
思い付きで作ってみましたが、意外と使えるかもしれません。
ただ、codicの命名変換が完璧というわけではないので、あくまで参考程度にするのが良さそうです。