この記事でのバージョン
Unity 2018.1.0b8
はじめに
Unity2018からPackage Managerというツールが追加されました。
ようはUnity自体をアップデートせずに一部機能をアップデート出来たり、
必要に応じて機能を追加出来たりするみたいです。
これを使うとAnimationやInputと言った、
デフォルトで入っているパッケージ(機能)を無効化する事も出来るので、
使わないパッケージを無効化すればアプリのサイズも減るのでは?!
と期待を込めて試してみたのですが、タイトル通り大して変わりませんでした。
結論は以上なのですが、一応、詳細も記載しておきます。
なお、あくまでUnity 2018.1.0b8時点での話なので、もしかしたら今後変わるかもしれません。
(2018はベータ版なので変わる可能性は大いに有り得ると思います。変わったらまた記事にします。)
また、Unity 2018.1.0b8より前だとBuilt In Packagesのパッケージは無効化出来ません(エラーが出る)。
サイズ比較
比較対象はUnity2018.1.0b8のデフォルトの状態と、消せるパッケージは全て消した状態、
ついでにUnity2017.3.1f1とUnity5.6.5f1です。
なお、プロジェクトは新規作成時の状態で、Mac用にビルドしたアプリ(.app)のサイズになります。
Unityのバージョン | アプリのサイズ[MB] |
---|---|
2018.1.0b8(デフォルト) | 53.7 |
2018.1.0b8(全パッケージ無効) | 53.0 |
2017.3.1f1 | 51.2 |
5.6.5f1 | 80.7 |
上記の通り、全パッケージを無効にしても0.7MBしか減りませんでした。
それよりも5.6.5f1→2017.3.1f1で約30MBも減っている方が驚きですね!